先日、CA時代の後輩がハワイに行く際に搭乗券にSSSSと印刷されていたそうです。「初めてSSSSとマークされた~!要注意人物だと思われてる~!」と言っていました。
みなさんはこの【SSSS】の意味ご存じですか?
トロントからトランジット先のアメリカの空港に向かうチケット。
— 能登 直 (@sunao_noto) 2019年9月16日
印字されてるSSSSがヤバイことに😭
「Secondary Security Screening Selection」
普段からカメラバッグは開けさせられたりあるけど、持ち物全部チェックされました🥺
FBIに目をつけられるようなことはしてないと思うんですが😭 pic.twitter.com/RtKoK32ptN
このように搭乗券に記載されます。
どんな意味があるのか、もし記載があった場合どうしたら良いのかについて書かせて頂きます。
【SSSS】とは
Secondary Security Screening Selection(二次的保安検査選出)もしくは
Secondary Security Screening Selectee(二次的保安検査選出者)の略であると言われています。
アメリカ出入国の際にこのSSSSコードの記載された搭乗券を受け取ることがあります。(アメリカでの乗り継ぎやグアム・ハワイも含まれます。)
この記載があると、X線保安検査の際に手荷物を詳しく調べられたり、搭乗口で止められて質疑応答を受けるなど、他の旅客よりもさらに厳しいセキュリティーチェックが実施されます。(運用は空港によって異なるようです)
TSA(米国運輸保安局)の指導によりセキュリティ強化のために行われているそうです。
どんな人にSSSSが印刷される?
FBIテロ対策のリストに載っている人の搭乗券にはこのSSSSコードが記載されるようです。
また公式に発表されている訳ではありませんが、それ以外にも一般人でも対象になる可能性があるとされている項目は以下のようです。
- 直前に航空券を購入した
- 片道のみしか航空券を購入していない
- クレジットカードではなく現金で支払いをした
- 出発地がアメリカが危険とみなしている国だった
- 渡航回数がかなり多い
- 一般人の中からダミーとしてランダムに選出
いくつか選出されやすいと言われている条件はあるようですが、ランダムに選ばれることもあるので、誰にでも起こりうるということです!
SSSSって印刷されていたら
セキュリティーチェックが厳しくなるということで、「要注意人物だと思われてる?」「ちゃんと飛行機乗れる?」と不安になる方もいるかもしれません。
ですが、ご安心ください!!!
全く焦る必要も心配する必要もありません♡
ただ、どうしても保安検査に通常より時間がかかってしまいます。
だいたい10~30分は余分にかかると言われています。
ですのでこの【SSSS】の記載を見つけたらいつもより時間に余裕を持って保安検査を通過すること、またいつもより早めに搭乗ゲートに向かうようにした方が良いと思います。
【SSSS】に該当している場合は事前のチェックインができない(必ず窓口に行かなくてはならない)ようなので、「航空券の印刷がエラー続きで出来ないな」とか「機械でのチェックインがうまくいかないな」なんて時は預ける荷物がなかったとしても早めに窓口でチェックインするようにした方が良いですね!
私自身は【SSSS】未体験なので、もし体験するようなことがあれば詳しくレポートして追記したいと思います('ω')ノ
こんなことを言っていたら5月のハワイ旅行であたってしまうのではなかろうか。
時間には余裕を持って行動します♡笑
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